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ウェビナー内容
日 時:令和3年11月19日(金) 13:30~16:00(13時20分から入室可能)
開催方法:ウェビナー (オンラインによる配信)
参加費無料・定員200名
第一部 基調対談「SDGs時代のアジアにおける高専機構の役割」 13:30~15:00
大野 泉 国立大学法人政策研究大学院大学 教授
井上 光輝 独立行政法人国立高等専門学校機構 理事
対 談:
SDGs時代のアジア諸国の産業人材育成における日本の役割および高専機構の国際協力分野への貢献について語り合います。
大野 泉
国立大学法人 政策研究大学院大学教授
国際協力機構(JICA)緒方貞子平和開発研究所シニア・リサーチ・アドバイザーを兼ねる。専門は国際開発政策、国際協力、途上国の産業開発、開発とビジネス。国際協力事業団(現在のJICA)、世界銀行、国際協力銀行(JBIC)等を経て、2002年より現職。2018年10月から2020年9月までJICA緒方研究所長。プリンストン大学公共政策大学院修士(MPA)。近著に『途上国の産業人材育成:SDGs時代の知識と技能』(共編著、日本評論社、2021年)。
井上 光輝
独立行政法人国立高等専門学校機構理事
東北大学電気通信研究所ならびに豊橋技術科学大学客員教授。専門は磁性材料、磁気電子デバイス。
2001年豊橋技術科学大学教授、2011年同副学長(大学院教育改革担当)、2013年同理事・副学長(学務・国際担当)、2020年から現職。スタンフォード大学、モスクワ国立大学、福建師範大学、サンクトペテロブルグ電子工学大学客員教授、産業技術総合研究所客員研究員を歴任。2008年文部科学大臣表彰・科学技術賞(研究部門)、2016年電気学会業績賞などを受賞。
第二部 活動報告 「KOSENの強みを生かしたベトナムの産業人材育成分野における国際協力」 15:10~16:00
活動報告:KOSENの強みを活かした産業人材育成分野における国際協力
内 容: ベトナムの3つの工業短大で展開している活動について、高専機構担当者より現状報告いたします。
JICAがベトナム国商工省(MOIT)傘下のホーチミン工業大学タインホア分校の教育を支援するにあたり、秋田高専と宇部高専が教員を派遣して協力したことをきっかけに、高
専機構のベトナムを対象とした国際協力支援事業が開始した。
現在は、商工短期大学(COIT・ビンフック市)、フエ工業短大(Hue-IC・フエ市)、カオタン工業短大(CTTC・ホーチミン市)の3校を主要パイロット校として、高専教育をモデルとしたカリキュラムの共同開発、授業設計や教授方法などのアップグレードを支援している。
支援にあたっては、技術教育、職業教育に関する制度を統括するMOLISA(労働・傷病兵・社会問題省)及び産業分野に対応した職業学校を運用するMOITと全面協力体制を構築している。
実施体制
幹 事 校:宇部工業高等専門学校
協力支援校:函館工業高等専門学校
鶴岡工業高等専門学校
岐阜工業高等専門学校
有明工業高等専門学校